藤原政文BLOG

島根県雲南市議会議員 藤原政文のブログ

人権研修会

厳しい寒さ、降り続く雪、立春は過ぎたものの春は名のみ、本当に春が待ち遠しい今日この頃です。

 

昨日は、毎年開催される議員人権研修会でした。

演題;部落差別のない社会の実現をめざして~「部落差別解消推進法」制定の背景と意義~

講師;島根県人権啓発推進センター 啓発指導講師 藤原博詩氏

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これまで昭和44年から33年間、特別措置法3法で童話対策事業が実施されてきましたが、平成14年3月で特措法に基づく同和対策が終了しました。

その後は、一般対策に移行されていましたが、平成28年12月「部落差別解消推進法」が公布・施行されました。(同法はこちら

同法は、「部落差別の解消」を明記した初めての法律で、特措法が時限法であるのに対し恒久法です。

また、同和地区改善のための事業法の復活ではなく、広く国民全体に、部落差別のない社会の実現を呼びかける法律で、禁止事項や罰則規定のない理念法であることも特徴です。

このような法律が制定されるということは、厳然としてまだ部落差別が現存しているからです。

近年はインターネットで差別情報が助長・拡散されている事例、また、学生に対する人権意識調査、県民に対する意識調査などから、同和問題に対する無関心・他人事意識が増加傾向にあることの説明がありました。

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私は、学生の人権学習実態、無法地帯のインターネットによる差別情報の助長・拡散に危惧を感じます。

また、会社員時代、採用担当者として社内でも人権啓発をしていましたが、採用に関わる差別がいまだにあることに驚いています。

 

人権研修会を受けた人とそうでない人、受講回数が多い人と少ない人では、人権意識に差があるデータも示されました。

積極的に人権研修を受講する方が多くなってほしいものです。

雲南市では、2月10日(土)午前10時から「人権問題を考える講演会」が開催されます。多くの方に参加していただきたいと思います。(講演会のチラシはこちら

 

差別をなくすための行動を!

「見ていることは、していることと同じだよ。」(小学生「人権標語」から)

「下駄箱までの人権研修」にならないようにしましょう!